就職・転職で参考になった本
今日は、就職活動・転職活動で役に立った本を紹介します。
面接・自己分析のために
面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと - 会場に行く電車の中でも「挽回」できる!
- 作者: 海老原嗣生
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2010/03/11
- メディア: 単行本
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タイトルがキャッチーなので安直な本*1をイメージされるかもしれませんが、内容は充実しています。
就職・転職活動は、自分という商品を売り込む営業活動だということを認識させてくれた本です。
同じ著者の続編もおすすめです。
2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読むべき就活本 ― 受ける「順序」を変えるだけで、内定率アップ!
- 作者: 海老原嗣生
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 単行本
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こちらは、自己分析・志望企業の絞り込みに役に立ちます。
自分の軸を確認し、それに合う業界をサジェストしてくれます。
福満しげゆき先生の帯につられて買ってしまいました。
これもタイトルがキャッチーですが、面接ではできる人間を演じるべきという内容です。
司法試験に敗れ去った人は、ついつい卑屈になってしまいます。。。
しかし、バカ正直に面接で「自分はだめな人間なんで・・・」と言ってはいけません。
逆の立場になれば明らかなのですが、人事部も担当部署も、予算をかけて採用活動を行っている以上、ハズレの可能性のある人物をとるリスクはかけられないのです。仮に採用して、本当にダメ人間だった場合、評価に響いてしまいます。
そんな人物に興味を示して採用してくれるのはワンマン創業社長*2ぐらいでしょう。
したがって、面接では、仕事のできる自分をイメージして臨むことが重要です。
法務の業務を知るために
法科大学院で一通り法律を勉強してきた人でも、企業法務で取り扱う契約書を見てきたという人はあまりいないと思います*3。
これはそういうロー卒の人間が企業法務のイメージをさらっとつかむことのできる本です。
契約書の雛形とそれに対する修正の入れ方が実際に示されており、企業法務の知識を付け焼刃で身に着けるのに最適です*4。
スキルアップのための 企業法務のセオリー (ビジネスセオリー 1)
- 作者: 瀧川英雄
- 出版社/メーカー: レクシスネクシス・ジャパン
- 発売日: 2013/01/29
- メディア: 単行本
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契約書のチェックの仕方、担当者へのヒアリングの仕方、先方との交渉の仕方等、企業法務の業務の基本が一通り載っています。
法務職に就く前に読みましたが、法務職についてから読み直すとよりリアリティを感じられました。
BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2015年 03月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: レクシスネクシス
- 発売日: 2015/01/21
- メディア: 雑誌
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ロースクール時代は全然読んだことない雑誌でしたが、ほかの企業法務雑誌よりイケてる企画が多いように感じます。とりあえず、これを読んでおけば、法務業界のトレンドを押さえられると思います。
社会人としての基本を身に着けるために
司法試験受験生は、一人で勉強して、一人で結果を出すというのが基本的なスタンスだと思います。
しかし、仕事をするということは、たくさんのプレイヤーと協働していくということです。
上司の指示を受けたら、その意図をしっかり理解して、納期までに仕事を完成させる。そのためには、他人の力もどんどん利用する。
そういった、優秀な社会人なら身に着けなければならない姿勢が一通りこの本で述べられています。
ちなみに同じ著者の最新作のまえがきで、この本は「お手軽に作った」という少しがっかりする(?)ことが書かれています。