社内コミュニケーションの問題
少し前の話ですが、広瀬すず*1ちゃんが不用意な発言をテレビでしてしまい、炎上するという事件があったようです。
まとめサイトでこのニュースを読んでいたところ、
身につまされる画像を発見してしまいました。
道重さゆみさんがどういう事件があって謝罪したのかは知りませんが、
私の短い法務経験の中で、「あああ・・・」と何度か思わされたことを思い出してしまいました。
つまり、
・社内の人に向けた質問メールの文言をそのままコピペして先方に送信する
・契約のドラフトに入れた社内向けコメント*2をそのまま先方に返送する
といったやらかしに、自社側の立場でも、相手側の立場でも何度も遭遇したことがあるのです。
このブログを読まれている方でも似たような経験をされたことはないでしょうか。
幸いなことに自社側で致命的なやらかしには遭遇していませんが、先方からのドラフト案だと手の内丸見えなものをいただいたことは何度もあります。
これを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
根本的には、社内研修をして意識改革を図るしかないのでしょう。
しかし、時間がかかりますし、研修を行うことに社内コンセンサスが得られるとは限りません。
結局、残念ですけど、担当者を見て判断するしかないかな、と思っています。
担当者によっては、
馬鹿丁寧な警告メッセージを入れて、
最悪、先方に送る際のメールの文面まで考えてあげる
ということまでしないと、法務としてのリスクを回避できないのではないかと思っています。
御同業の方で、いいアイデアがあれば教えてください。
ホント、コミュニケーションはむずかしい。
法務はある意味、コミュニケーション能力が生命線かもしれません。