知的財産管理技能検定
一年近くブログを放置していましたが、3/13に
知的財産管理技能士検定3級を受験してきましたので、忘備録的に記載しておこうと思います。
【受験した動機】
次なる転職のために、なんか職務に関連する資格を取っておこうかと。
「司法試験択一試験合格」だと、知ってる人にはしょぼい印象ですし、知らない人には説明しないと意味が分かってもらえないので。
以前にも書きましたが、
知財についてはちゃんと勉強したことがなく、
業務も著作権と商標に関するものが増えてきたので、
体系的に勉強してみようと思い、この試験を受験してみました。
【2級か3級か】
2級と3級、どちらを受験しようかと悩みましたが、
検定のHPによると、2級の受験資格は「知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者」等とあるので、とりあえず資格不要の3級から受けてみることにしました。
(2級から受けて落ちて、受験料を無駄にしたくなかったかったというヘタレな理由もあります。。。)
【学科試験と実技試験】
この試験、各級学科試験と実技試験という2本立てで構成されています。
最初は受験料が高いこともあり、分けて受けようかとも思いましたが、
試験範囲が全く一緒で、問題集も同一なので、お金がない以外の理由で分けて受験する理由は全くありません。
つか、この試験高すぎ(2級1万5000円、3級1万1000円)
【使用テキスト・問題集】
本屋に行ったところ、いろいろテキスト・問題集が売っていましたが、
公式テキストがあるので、とりあえずそれを使用してみました。
問題集も、公式テキストに対応したものが出ていたので、それを使用しました。
結論としては、2級を受けるときは、もう少し必要になるのかもしれませんが、3級はこのテキスト・問題集で十分でした。
択一六法にあるような各種権利を比較したわかりやすい図表は欲しいところですが。2級は自作して受験してみようかと思います。
ちなみに、元司法試験受験生からすると、公式テキストが存在していることが衝撃でした。。。
ピロシとかが聞いたら、激怒しそうな気がしますね。
【勉強時間】
15時間ぐらい
テキスト1回通読⇒問題集を1回通読⇒問題集をもう1回解きながら、テキスト再読
で、15時間ぐらい投入したと思います。
1週間、会社帰りに、ファミレスとかによってお勉強しました。
試験勉強中に役に立ったのは、フリクションボールペンでした。
いやー、消えるボールペンがこんなに進化してるとは思いませんでした。
自分の引いた線が後々気に入らなくなることが多かったので、
これは便利でした。
【受験当日】
- 受験会場は、東大の駒場キャンパスでした。
- 受験生は、大学生くらいが多めで、自分のようなオジサンは少なめだった様な気がします。。。2級はどうなんだろ?
- 出題順は法律ごとになっていません。特許権⇒商標権⇒著作権⇒・・・みたいな感じです。むっちゃ昔の旧試の択一みたいな感じでしょうか(受けたことないですよ)。
- 解答用紙には、最初から名前が印字されています!!このような試験は初めてです。大学入試センター試験や司法試験の択一試験も見習えばいいのに。
- 受験料が高いせいか、敵前逃亡者(=空席)が少ないです。三振制時代しか知りませんが、新司より受験率が高いと思います。
- どうでもいいですが、携帯電話は電源を切って試験中机の上に置きっぱなしにする、ティッシュは袋から出して机の上に出すというスタイルでした。
- 学科試験と実技試験、試験時間はそれぞれ45分間ですが、15分くらいで一通り解き終わりました。学科試験は単純な知識を問う問題、実技試験は事例問題となっていました。
【試験結果】
合格してました。
久しぶりに「合格」という二文字を見ました。。。
思った以上にうれしかったです。かけた時間に対するコスパはかなりよいw
次は7月に2級受験してみようと思います。
(2級だったら、名刺に書いてもいいかな~)
【追記】
2級も受けました。